死霊魔族領

 大陸の北西部は氷で覆われた寒冷地帯で、人間やドワーフ族がそれぞれ
 部族単位で暮らしており、狩りや鉱石の採掘、加工で生活を支えている。
 この地域には大勢の死霊魔族が潜んでおり、それらを配下に従える
 死霊魔族長のゼウェルが絶大な権力を握っている。
 極寒の地であるため外敵に侵略されることはほとんどない。
 南の街道は唯一帝国領に通じているが、山間に築かれた
 帝国の防壁によって厳重に警備されている。


死霊魔族長ゼウェル


 絶対的な力で、大陸北部を支配する死霊魔族の長。
 生物の生命エネルギーを吸い取り、不死の力を与えることで、
 自身の配下「死霊魔族」を生み出している。
 力をもたない弱き者や死の淵にある瀕死の者などは、
 彼女に睨まれただけで絶命しアンデッドと化すと言われており、
 人間だけでなく魔族たちからも得体の知れない存在として恐れられている。

 ゼウェルは、魔王軍の族長として最古参であり、神託によって魔王を選ぶ
 という重要な役割をもった闇神の巫女である。 
 本来は魔王に助力する立場であるが、勝手気ままに振る舞うことが多いため、
 族長たちの間での評判はあまりよくない。

 戦うこと自体にはあまり興味はなく、魔族戦争でも配下に命じて
 適当に防戦させるのみで、魔王ゾーラの総攻撃命令が出されるも、
 自身が出撃することはなかった。

 ゼウェルが新たな魔王を救出するところから物語はスタートする。


キャラクターデータ

種族死霊魔族
身分死霊魔族長/闇神の巫女
職業賭博師(ヒーラー)
属性
初期Lv20
固有スキル不気味な光/生気吸収

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