サンエルフ自治領

 サンエルフというエルフ族を中心とした部族で、聖樹の森で暮らしている。
 聖樹の森は、一度足を踏み入れたら入ったらでることができないといわれている
 樹海であり、サンエルフに伝わる特殊な術がなければ通行することができない。
 聖樹の森は帝国都市と魔王城の間にある交通の要所であったため、
 魔王城攻略を目論む帝国から幾度となく攻撃を受けていた。
 執拗な攻撃に屈したプリリヤルはついに帝国と和解し、不可侵条約を結んだ。

サンエルフ自治領は、その条約によって帝国に自治を認められている領土であり、
帝国とエルフが共同でつくったエルフタウンでは、人間と魔族の交流が行われている。

精霊魔族長プリリヤル


 サンエルフたちは老いることを知らず、その中でもプリリヤルは特に長寿である。
 300歳を超える彼女は、その生涯を聖樹の森を守ることに費やしており、
 長年に渡り、聖樹の森を手中に収めようとする勢力との争いは尽きない。

 プリリヤルは聖樹の森を守るため、魔王軍に所属する魔族でありながら
 勢力的には中立の立場を維持するという難しい調整を行い続けていた。
 ところが執拗な帝国の攻撃と、長期にわたる不毛な戦いを回避するため、
 帝国に譲歩する形で条約を結び、サンエルフ自治領の領主を務めることとなった。
 人間との交流は、精霊魔族たちの生命と聖樹の森を守る苦渋の決断であった。
 帝国との交渉は魔王や他の魔族長の同意を得ず半ば独断で結んだため、
 魔族の中には敵に魂を売った裏切り者とみなしている者も多い。

 聖樹の森は、帝国と魔王軍の戦略的な攻防に関して重要な拠点になっている。
 聖樹の森付近につくられたエルフタウンは、重要拠点としての森の開拓を試みる
 人間と都会の生活に憧れたサンエルフたちの望みをかなえる街として発展した。
 エルフタウンは帝国の支配下でありながらも、勢力的には中立な立場であったが、
 新たな魔王の討伐を契機に戦いに巻き込まれることになる。

キャラクターデータ

種族精霊魔族サンエルフ
身分精霊魔族長/サンエルフ自治領領主
職業学者(魔法アタッカー)
属性
初期Lv28
固有スキル風神の妨げ/風神の怒り

固有スキルの風神の妨げ、風神の怒りはどちらも複数を対象とした強力な攻撃スキルだ。
とくに風神の怒りは回避不能で、確実にダメージを与えてくれるスキルであり、
さらに相手の状態異常及びパラメータ低下の数に応じてダメージが増加する。
本人は打たれ弱いので、後列に配置して守り、一撃必殺の機会を伺おう。
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