絶対的な力で、大陸北部を支配する死霊魔族の長。
生物の生命エネルギーを吸い取り、不死の力を与えることで、
自身の配下「死霊魔族」を生み出している。
力をもたない弱き者や死の淵にある瀕死の者などは、
彼女に睨まれただけで絶命しアンデッドと化すと言われており、
人間だけでなく魔族たちからも得体の知れない存在として恐れられている。
ゼウェルは、魔王軍の族長として最古参であり、神託によって魔王を選ぶ
という重要な役割をもった闇神の巫女である。
本来は魔王に助力する立場であるが、勝手気ままに振る舞うことが多いため、
族長たちの間での評判はあまりよくない。
戦うこと自体にはあまり興味はなく、魔族戦争でも配下に命じて
適当に防戦させるのみで、魔王ゾーラの総攻撃命令が出されるも、
自身が出撃することはなかった。
ゼウェルが新たな魔王を救出するところから物語はスタートする。
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