
ジェイドに、飢饉による民衆の不満を回避するための生贄として、処刑を宣告されるが、
義賊団を中心とする勢力に助けられ、以後は義賊団の指導者となる。
レオラは雷神の宝玉を祀る村の出身であった。
雷神の宝玉を奪わんとする、デザード王国に村を滅ぼされ孤児となるが、
義賊団の指導者ミスターハンに拾われて育てられる。
レオラは口数の少ない子であったが、未来を予見することができ、
裏切者や敵軍の進路、他人の死期などを的確に言い当てることができた。
ミスターハンに助言を行い、義賊団の窮地を幾度となく救った。
やがて、レオラが雷神の巫女であること悟ったミスターハンは、
彼女に自身の武技のすべてを伝授し、レオラと雷神の宝玉をデザード王国の
国王ジェイドに託した。
これはほぼミスターハンの独断であったが、ジェイドもまたミスターハンの
弟子であったため、反対する者はいなかった。
そして、レオラが雷神の巫女としてジェイドに助言を行い、王国の運営を助けると、
しばらくの間は王国に平和が訪れた。
だが時は流れ、日照り続きで発生した大飢饉の解決をめぐり、
レオラとジェイドは対立してしまう。
雷神の宝玉を七神の社にかえさなくてはならないと言うレオラに対して、
ジェイドは故事に倣ってレオラを生贄にして解決しようとしたためだった。
ジェイドのこの判断に、ミスターハンをはじめとする義賊団が
強く反発し、レオラを救うべく反乱を起こした。
レオラは無事に逃げ出すことができたが、ミスターハンは処刑されてしまう。
ミスターハンを失った義賊団たちは激怒し、各地で蜂起しはじめるが、
レオラは義賊としての主義に反することはしないようにといさめて、
暴動がおこらぬよう義賊たちをまとめあげることに成功する。
そして、レオラはミスターハンにかわって義賊たちの指導者となり、
義賊団はレオラ義賊団として、王国に対立する組織となったのだった。
義賊団は、孤児や貧困で路頭に迷った者たちの互助組織であり、民衆から金品を奪う賊徒とは異なる。
彼らは独自の武術を身につけ、道徳的に悪とされる行いを罰し、同胞や弱き者を助ける存在である。
構成員は砂漠地域に広く存在しており、巨大な勢力となっていた。
彼らは独自の武術を身につけ、道徳的に悪とされる行いを罰し、同胞や弱き者を助ける存在である。
構成員は砂漠地域に広く存在しており、巨大な勢力となっていた。
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