ドラグナ大修道院の院長であり、ドラグナ教国の実権を握る国主である。
エレアは修道院で孤児たちを受けいれ、勉学や戦闘の訓練を行っている。
成長した孤児たちには自由が認められているが、たいていは国内で働くか
帝国に戦闘員として派遣されおり、最近では勇者姫イラやタスカといった
優秀な人物を輩出している。
エレアの訓練は厳しいが、孤児を見捨てることはせず、どんなに手間のかかる
子であろうと最後までよく面倒を見た。それはドラグナ教の慈悲深い教えに
ならうものでもあり、またエレア自身の愛情の深さでもあった。
しかし、エレアは他種族に対して強い偏見をもっており、とくに最も嫌う
種族である魔族に対しては、誘拐や拷問を行うことなどにまったく躊躇がなかった。
サンエルフ族から奪った光神の宝玉を、修道院の祭壇に鎮座しているが、
その力をうまく享受することができずにいる。
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