
デザード王国の国王は4年に1回開かれる闘技大会で勝利した者が、国王となる。
参加資格に制限はなく、貴賤をとわず力さえあればだれでも国王になることができる。
ジェイドは、20年間無敗の闘士であり、玉座に座り続けている。
ジェイドの生まれは貧しく、日々生きるのに精いっぱいであった。
小さい頃から闘技場の試合を見るのが大好きで、ベテラン闘士たちの動きを
よく真似して、それを大道芸として披露し稼ぎにしていた。
師匠はいなかったが、闘技場の闘士たちを日々観察することで、戦いのやり方を学んだ。
信仰心があり、戦いの神である雷神デザードへの祈りも毎日欠かさずに行っていた。
国王を決める闘技大会にはじめて挑んだのは12歳のときであったが、
このときは予選であっけなく敗北してしまう。
本物の闘士とのあまりの実力差に愕然としたジェイドは落ち込むが、
このときにミスターハンと名乗る怪しげな物乞い老人に出会い弟子入りすることになる。
ミスターハンは武術に長けた人物で、修行を通じてジェイドの潜在能力を開花させた。
そして、次の闘技大会でジェイドは見事に勝利をおさめ、王座を勝ちとったのだった。
ジェイドが国王になると、ミスターハンは自分の弟子であり、この国を支える巫女だ
という幼いレオラをジェイドに預けて姿を消した。
信心深いジェイドであったが、突然あらわれた見ず知らずの巫女に対して、半信半疑だった。
しかし、レオラは預言によって天候や敵軍の進路をピタリとあてることができたため、
ジェイドはレオラを、正式にデザード王国の雷神の巫女と認めた。
時は流れ、デザード王国に日照りが続き、作物が実らなくなると、
国民の怒りは国王であるジェイドに向けられた。
しかし、ジェイドはレオラが巫女としての力を失ったせいだとして、
レオラを生贄として処刑とすることで、問題を解決しようとした。
レオラの処刑は闘技場で行われようとしていたが、ミスターハンと彼が率いる
義賊たちの激しい抵抗によって、レオラは助けられ生き延びる。
ジェイドはミスターハンを捕らえ、裏切者たちへの見せしめとして処刑するが、
これがさらなる反発を呼ぶことになる。
ミスターハンを殺され激怒した義賊たちは、暴動を起こすかに見えたが、
レオラに従い、理知的な行動によってデザード王国民の約半数を味方につけた。
巫女であるレオラを雷神の預言者として崇拝する者たちは多く、
彼女が多くの国民からあつい信頼を得ていたことも追い風となっていた。
今現在、この砂漠地域の勢力は国王ジェイドが支配する「デザード王国」と
巫女レオラを信奉する勢力「レオラ義賊団」に二分されている。
種族 | 人間 |
身分 | 国王 |
職業 | 侍衛(タンク) |
属性 | 雷 |
初期Lv | 45 |
固有スキル | 咆哮/獅子奮迅 |
ジェイドは打たれ強いため、長期戦を強いられることになるが、
攻撃に耐えることさえできれば勝利をおさめることができるだろう。
味方に防御力UPを付与して、ジェイドの攻撃ダメージを軽減しよう。
また、ジェイドは雷属性の物理タンクなので、地属性の魔法攻撃が有効だ。
デザード王国の他拠点をしっかりと落とし、敵のパラメータアップを阻止することも忘れずに。
味方にすれば、心強いパーティの壁として活躍してくれる。
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